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Astral Dynamics: NEW Energy Ways:
2. ビジュアライゼーションとは見ることではない
あなたはビジュアライズできますか?
はっきり言います、99%の人はビジュアライズできません!いや、これはちょっと言い過ぎかもしれません。99%の人はビジュアライズできないと思っています。
実は両方とも間違いです。私の経験から言って、100%の人が完璧にビジュアライズできます。誰でもいつでもやっていることです。ただ誰もビジュアライズしているとは思っていないだけです。あなたも「うまくビジュアライズできない」と考えているのなら、この章をぜひお読み下さい。
上で指摘したような間違いが起こるのは、ビジュアライゼーションとはどういうことかという説明や指導が一般に不十分なためです。多くの人がビジュアライゼーションは習得に何年もかかる能力だと思っていますが、実はとても簡単で時間も全くかかりません。誰もが持っていて、いつも使っている自然な能力です。トレーニングも練習もほとんど必要ありません。
ビジュアライゼーションを使った今流行のニューエイジの多くのテクニックには、深刻な問題が内在しています。よく調べてみればわかるように、人気が高いエネルギーボディとチャクラ開発のテクニックで特に顕著です。
ビジュアライゼーションに関する誤解によるものだけでも、私は能力開発上の数多くの問題を見てきました。これは本当に深刻で、本格的なあらゆる能力開発をかえって難しくしています。実感できる価値ある結果が得られるまでに時間がかかってしまい、多くの人がその前にあきらめてしまいます。
この問題の一部を見てみましょう。もし瞑想の会や意識開発のグループに参加していたら、そこのメンバーひとりひとりにこっそりと「本当にビジュアライゼーションは上手くできている?」と聞いてみてください。
この質問を問いつめたとき、とりわけ指導者に尋ねたときの、少し不安そうな様子に注意してください。本当に正直な人なら、ビジュアライゼーションに基本的な問題が多少あるとか、まったくできないと認めるでしょう。
もしくは、なんの問題もないと答える人も何人かいるかもしれません。このような数少ないラッキーな人たちは、見る対象がなんであれ、ちょうど閉じたまぶたの裏側にある小さなテレビを観るように、心の目で簡単にビジョンを見ることができます。
幸運にもこのような能力を持つ人は、本人にそのつもりはなくても、自己増殖的に広まったビジュアライゼーションの問題の一部になってしまっています。
心の目による視覚能力、それともビジュアライゼーション?
よく使われるビジュアライゼーション(視覚化)という言葉がこの問題全体の根底にありますが、加えて人々がこの最も重要な技術について学んだり指導を受けるときに、十分な説明がないことも原因です。
この分野の多くの指導者が、少し練習すれば、ちょうど頭の中にある小さなテレビを観るようにビジョンを見られるようになるとほのめかしたりします。あいにく、これはある程度真実です。ただ、かなりの練習と能力が必要です。すぐにできるようなものではありません。もちろん生まれながらの素質があれば話は別ですが。
簡単に言うと、ビジュアライゼーションは「見る」技術ではありません。なにかを実際に見るわけではないのです。あなたが実際になにかを見たら、それはもうビジュアライゼーションではありません。その能力は、心の目によるビジョン(視覚)です。
心身のリラックスが必要なあるあらゆる瞑想の練習やトレーニングにビジュアライゼーションの練習を組み合わせると、不完全なクレヤボヤンスや、目覚めた状態での半明晰夢に類する創造的な視覚能力、もしくはその両方をあわせた能力を発現する人が必ずいます。これはまさに、心の目にビジュアライズしたものを実際に「見る」という視覚能力です。
「明晰夢」 一般的に明晰夢とは、肉体が眠って夢を見ていると同時に、夢を見ている人の意識が覚めている状態を言います。そのため、夢に対してある程度の創作力と影響を与えることができ、意識が夢の状況をコントロールします。
「クレヤボヤンス」 クレヤボヤンスの視覚能力とは、心の目がちょうど頭のなかにある小さなテレビを観るようにビジョンを見ることができることです。 |
明晰夢とクレヤボヤンスは両者とも、まさに心の目でビジョンを見るという体験です。ここで誤解しないでいただきたいのは、このようなビジュアライゼーションを向上させる明晰夢やクレヤボヤンス自体にはなにも問題はないということです。とても興味深く役に立つ能力です。
ただ、誰もが持っている能力ではなく、なにかの偶然か生まれつきの能力でもなければ簡単にすぐに習得できるものでもありません。このような心の目による視覚能力を誰もが持っているとか誰にでも簡単にすぐに修得できると期待するのは誤りだ、と言うのが妥当だと思います。
問題は、心の目でビジョンを見る能力を目指すことが、当然のこととなったときに生じます。そうなると人々は、正しくビジュアライゼーションをするには、このような心の目でビジョンを見る能力を開発しなければならないと信じ始めます。グループのたった一人のメンバー、特に指導者がビジュアライズしたものを「実際に見ることができる」と言っただけで、皆がその様に信じ始めます。
すると、他の人もすぐに、自分がしていることはどこか間違っていると思うでしょう。基本的な能力がないので、このグループにはついて行けないと思うはずです。そう信じ続けると、やがて古い考え方の落とし穴にはまり、正しいビジュアライゼーションを適切に学ぶ機会を逸し、大きく進歩することができません。思いこみとは実に強力なものです。
経験を積んだ人やビジュアライゼーションとは実際のところイマジネーションを建設的に利用したものだと気付いている人たちに初心者が出会ったときにも、同様の問題が起こります。
このような人たちは、本当はなにも「見て」いないにもかかわらず、ビジュアライゼーションや超感覚的な知覚体験を、視覚を表現する言葉を使って説明します。
例えば、「見える」「見た」「見る」「見ています」などの言葉はすべて、今日の意識開発グループが共通して使う視覚を表現する言葉です。このような視覚を表現する言葉は、ほとんどの場合、視覚的には実際になにも見えていないにもかかわらず、ニューエイジムーブメントのなかで習慣的に使われています。
ビジュアライゼーションについては、「察知する」「感じる」「知覚する」「イメージしている」というようなもっと正確な表現を代わりに使うべきですが、大抵このような表現は使われません。仮に視覚的でない正確な表現が使われるとしても、「見た」というような視覚を表現する言葉は普通に使われていますし、これからも使われ続けるでしょう。
しかし、ビジュアライゼーションとは本当のところどういうことなのか、また、どのように誤解されているのかを覚えておいてください。そして聞く耳を持っている人にはこのことを広めていただきたいと思います。
以上のような問題と誤解から、途中であきらめてしまう人が非常にたくさんいます。彼らは単に、実際に(目で見るように)「見る」ことのできるビジュアライゼーション能力が自分には無いと考え、本格的な上達は無理だ思っています。
多くの人が、それでもなんとかグループにあわせて続けていこうというジレンマに陥るのです。ビジュアライズしているものが見えているふりをし、きまりが悪いので実際には見えていないということは決して口にしないのです。他の人に、当たり前の能力が非常に劣っていることや、ビジュアライゼーションの基本能力だと信じているものが欠けていると思われたくないためにそうするのです。
さて、もうひとつの重大な問題は、今日教えられているあらゆるエネルギーの活性方法、扱い方、開発テクニックが、完全にビジュアライゼーションに頼っている点です。ビジュアライゼーションがうまくできなければ、このような技術を適切に使うことができません。ビジュアライゼーションに代わる方法がないとすれば、エネルギーを扱う能力を適切に開発することはできません。
これらすべての問題の解決策は、ビジュアライゼーションとはどういうものなのか、実際どのように作用するのかを理解することです。そうすれば、ビジュアライゼーションを使ったワークにおいて、誰もが同じ条件に立つことができます。
そして、それぞれが目指すレベルに応じて適切なワークを行うことができます。正しく教えられれば、例外なく誰もが簡単に、完璧にビジュアライゼーションを習得できると信じています。それをこれから紹介します。
簡単なイマジネーションの使い方
例外なく、誰でも複雑なシナリオを心の目に簡単に作りだすことができます。ビジュアライゼーションができないと言う人たちに、空想をめぐらせたり、白昼夢を見たり、なにかを想像したことがあるかと尋ねてみると、誰もがはっきりイエス!と答えます。
ビジュアライゼーションはうまくできなと言いながらも、みんなが想像力を使って心の目で細部にわたってイメージする能力を持っています。
さあ、一気に結論に行ってみましょう。「イマジネーションはビジュアライゼーションであり、ビジュアライゼーションはイマジネーションである」。どちらも同じ能力です。
イマジネーションにおいて、記憶は重要な役割をはたします。何かをなくしたことはありますか?鍵でもペンでも財布でも・・・。さんざん探した後には、どこでそれをなくしたのか思い出そうと、心の目で、さっきまでとっていた行動を再現するのにウンザリするのではないかと思います。心の目で自分の行動を再現し、ひとつひとつの行動を反復したりしたでしょう。
このように行動や出来事を再現することは、純粋な心の目によるイメージです。記憶に基づいたイマジネーションを積極的に利用しているのです。これこそまさに完璧なビジュアライゼーションです!誰もが持っている、必要なときに、完璧に、トレーニングも全くなしに使える自然な能力です。
実践練習
立ち上がって台所に行き、水を一杯飲んでから今いるところに戻ってきます。このとき、自分の一挙手一投足、そして目にするすべて、その過程で感じることすべてに注意を向けます。
これが終わったら座って目を閉じ、しばらくの間リラックスします。今やったことを始めから思い出しましょう。心の目で、イマジネーションを使って一連のすべての行動を再現してみてください。あたかも実際に行動しているかのようにすべてを感じることが大切です。
これこそまさに、現実の出来事に基づいて幻想を生み出しているわけです。椅子から立ち上がり振り返ったときに、部屋の中のあなたの周囲がどのよう動いて見えたかを思い出してください。台所に向かって歩いた一歩一歩、そこに着いたときに見たもの、感じたことを思い出して下さい。
あなたの手がどのように見えたか、またグラスを掴み、水を注ぎ、それを飲んだときどのように感じたか、水はどんな味がして、どんなにおいがして、どのように感じたかを思い出してみましょう。グラスを置き、元の場所まで歩いて戻り再び腰掛けたところを思い出します。
これを実際の速さで思い出します。実際にそれを行ったのとだいたい同じ時間をかけて心の目で再現します。
この練習で、あなたは心の目で記憶していた行動を思い浮かべて再現しました。この行動を実際に見るわけではありませんが、心の目ではっきりと知覚したのです。
これこそまさに心の目で生み出した幻想です。そしてこの現実性のある幻想は、ほとんど「見る」と言っていいほどのこともあります。この幻想は、それほどリアルであり得るのです。
次の練習を始める前に、もう一度リラックスしてから目を閉じます。記憶の中から必要な部分だけをとりだして、心の目の中に完全な作り話を展開させてみてください。空想のなかで髪をとかしているところを思い出してください。実際に動作をせずに、心の目の中、空想の中で練習してください。
目の前にテーブルがあるのをイメージしてください。テーブルの上にはヘアブラシがひとつ置いてあります。注意深く手を伸ばし(実際に手は動かさない)、想像のヘアブラシを手に取り、ゆっくりと頭まで上げるところを感じます。
髪をとかし始めます。心の目の中で髪をとかしながら腕と手の動きを感じます。繰り返し髪をとかしながら、手がブラシを引くのを感じます。ブラシが髪をとおり、頭皮にさわさわと触れる感じをイメージします。
最後に、この想像のヘアブラシを想像のテーブルの上に戻してリラックスします。
このすべての動作は、心の目の中であなたが造り上げたものとして感じるはずです。体を動かすわけではなく、動かそうとするわけでもなく、心の目の中で起こっていることを実際に視ることもありません。現実の時間枠の中でイメージし、空想し、感じ、そして知覚します。
この練習であなたは、心の目で純粋なイマジネーション(複雑な幻想)を簡潔に創り出すことに成功したのです。今後、ビジュアライゼーションやイマジネーションで創り出す練習をするときには、それがどんなに長く、また複雑なものであっても、それはこの練習でやったことの延長でしかありません。
これは誘導瞑想に従う場合も同じです。上で紹介したような、またこの先で紹介するような幻想を通して、音声が瞑想者を誘導し、音楽や効果音がイマジネーションを刺激し、マインドを惹きつけて瞑想状態に誘導します。このときイメージしたものは実際には見えませんが、とても詳細に認識して知覚します。
*NOTE
このような初期段階の練習をしていると、軽い目まいや、胃と胸の下の方に局所的にそわそわした感覚がでることがあるかもしれません。また腕や足の骨を強くくすぐられるような感覚を覚えることもあるかもしれません。
これらの練習は、体の認識を肉体の境界の外に引き出す傾向があるので、エーテル体に影響を及ぼし、しばしばエネルギーの動く感覚を生み出すのです。トランス状態でこれが起こると体外離脱を起こす可能性があります。
詳細は、私のウェブサイトにあるTreatise on Astral Projectionをご覧ください。できたら私の著書、Astral Dynamicsを入手されることをお勧めします。この本にはNEW Energy Waysの図解入り説明があります。
ただし、Astral Dynamicsの趣旨は体外離脱のワークについて具体的に解説することので、自己ヒーリングなどといったNEW Energy Waysの他の側面については触れていません。
訳者注:NEW Energy Waysのさらなる詳細やヒーリングへの応用などは、ロバートの著書「ENERGY WORK」をご覧下さい。
最後にもうひとつ、イマジネーションの練習の発展型です。
目を閉じて、気持ちの良い天気の日に木々や花々に囲まれながら、青々とした芝生の上を裸足で歩いていく感覚を思い出してください。心の目の中で、記憶を使って造り上げます。そしてあなたが造り上げた幻想の中にいるのを感じてください。
以前、同じような体験をしたときのことを思い出しましょう。テレビや映画のシーンで使えるものがあったらそれを思い出しましょう。
太くて葉が生い茂った枝をゆったりと広げた大きな古木に向かって芝生を横切って歩いていくところを感じてください。枝は垂れ下がっていて、いくつかは地面に接しています。近づくにつれ、木が大きくなっていくのを感じてください。枝の間に分け入って、荘厳な太い枝の下の心安らぐ木陰に入っていきます。
気がつくとあなたは、枝が開けた秘密の場所に立っています。苔や樹皮、腐葉そして湿ったやわらかい土の匂いに混じって、生き生きとした木と葉の香りを感じます。古い巨木に近づいてみると、太い木の根が座り心地の良い椅子のような形になっているのが分かります。どこもかしこも柔らかい緑色の苔に覆われていて、足の下にその優しい感触が感じられます。
近づいてその緑の素敵な椅子に腰掛け、リラックスします。頭の後ろで両手を組んで背をそらせ、目を閉じ、あなたのまわり全ての秘密の世界に耳を澄ませ、感じ、匂いを嗅ぎます。風が静かにささやき、枝の間を通ってサラサラと音をさせるのを聞きます。小鳥がさえずり、虫が羽音をたてて辺りを飛び回り、互いにやさしく語り合っているのを聞きます。
しばらくここに座り、この世界でリラックスして平和を感じましょう。心配事や問題をすべて手放しましょう。永遠の瞬間を感じたあとで深呼吸をし、もう一つの現実に帰ります。体を静かに動かし、目覚めた状態に戻りましょう。
あなたは、とても複雑で詳細な幻想の場面を心の目に創り出すことに成功しました。その幻想は、完全にあなたの記憶に基づくイマジネーションによって作り上げられた、動き、音、匂い、そして触覚で満ち溢れていました。
そしてこれがまさに、音声と音楽や効果音であなたのイマジネーションをかきたて、マインドを上記のように幻想のシナリオへと導く誘導瞑想であなたに求められていることなのです。
あなたはビジュアライズもしくはイメージしたものを実際に視るわけではありませんが、それらをとても詳細に認識し、知覚することができます。
目が不自由な方へのアドバイス
目が不自由で視覚イメージができない方は、NEW Energy Waysにあるすべての練習を、あなたが感じられるどんな知覚でもいいです、例えば音や匂いなど他の感覚に置き換えて使って行ってください。上記のイマジネーションやビジュアライゼーションを積極的に使った練習に簡単に応用できるはずです。
細かい視覚的な指示がある誘導瞑想を行うときも同じです。色や場面、視覚による説明などを、あなたの視覚以外の知覚の記憶に置き換えます。公園や田舎道を楽しく歩いたときにあなたが感じた知覚の記憶を使って、必要に応じて練習に組み込んでください。あなたの研ぎ澄まされた聴覚や臭覚、触覚、味覚、空間認識力を活かしてください。
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