気功法:
馬歩站椿
馬歩站椿(まほたんとう)は三大気功のひとつ、少林気功の「内勁一指禅(ないけいいっしぜん)」の基本となる功法で、全身の「気」のとおりを良くし、下半身、特に足を強くします。全身の血行が良くなって下半身が強化され、健康維持に効果があると言われています。気功の基礎トレーニングです。
*高血圧や重い心臓疾患のある方は、気功に取り組む前に医師にご相談ください。
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王 瑞亭、林 茂美両氏による実演
準備運動の「熱身法」を終えた後、次のような姿勢をとります。
- 両足を平行にし、肩幅に開いて立つ。
- 足の十指はしっかり地をつかんで立つ。ただし力を入れすぎないこと。
- 膝関節をまげかがむようにするが、膝頭が足先より前にでないようにする。
- 股は円形にし、腰や股関節をリラックスさせる。
- 合胸抜背(胸を張らず、背は自然に伸ばす)
- 首はリラックスして伸ばす。
- 舌は上顎の歯ぐきにそっと付ける。
- 目はまっすぐ前を見る。
- 鼻先とへそを結ぶ線が地面と垂直になるように。
- 百会(頭頂)と会陰(肛門の前)を結ぶ線が地面と垂直になるように。
- 脇下を虚にする(卵を一つ脇下にはさめるくらいあけておく)。
- 肩と肘を楽に落とす。
- 前腕と地面が平行になるように。
- 前腕どうしがお互い平行になるように。
- 中指(の付け根)と前腕が一直線になるように。
- 手の平は瓦のように少し丸みをもたせる。
- 手指は階段状に、親指と人差し指がアヒルの口状。
この姿勢で最低20分間立ち続けるのが目標ですが、初めのうちは5分か10分くらいから始めるといいでしょう。膝を曲げて腰を落とせば落とすほど強度があがりますが、膝を痛めないよう、無理をせず練習してください。
恍惚としたり目を閉じて瞑想状態にならないように、意識をしっかり保ちます。テレビを見ながら(首の角度がさがらないように注意)、誰かと話をしながらやると、飽きずに時続けられます。最後は「収功」を行って終わりにします。
<参考図書>
「気功師になるための気功—少林気功内勁一指禅」
王 瑞亭 (著), 林 茂美 (翻訳) ベースボールマガジン社
